身体に聴いて分かった”怒り”と”不安”があなたの為にやろうとしていたこと
”不安が強くていつも謙虚なふりをしてしまい
他者から失礼な扱いを受け一人になってから怒りがふつふつと沸いてくる。
自分を卑下していることに気付いているので「今日こそは自分を大切にしよう!!」と思うけれど、いざとなるとまたいつものパターンに戻ってしまう。”
そんなAさんと行ったセッションのお話です。
(掲載の許可を頂いています)
Aさんは勉強熱心でご自身でも色々考えて工夫してきた方だったのですが。心理学の知識が多い分、頭で考えすぎて更にうまくいっていない印象を受けました。
そこで”怒り”と”不安”を身体のどのあたりで感じるか聞いてみると
”怒り”は喉の辺り。”不安”はお腹の内側の辺りで感じていることが分かりました。
先ず”怒り”との会話を始めます。
”怒り”の感覚に更にアクセスしていくと
元気でやんちゃな濵田岳のようなイメージでぶっきらぼうに答えてくれました。
「”不安”が傷つかねぇように俺が楯になって守ってやってるんだよ!」
「”不安”が大丈夫になったら俺だってこんなとこにいねぇよ!」
そこ今度は”不安”にアクセスしていきます。
”不安”はお腹の辺りの空間の隅の方で膝を抱えてうつむいている10代のイメージ
”不安”と会話をしてみると、
「自分を大切にするために”不安”でいる。」と
恥ずかしそうに教えてくれました。
「自分を大切にするために”不安”でいる。」
その意図を探るために更に”不安”と会話していくと最終的に
”不安”の目的が「自分らしくありのままを受け入れて生きる。」ということが分かり
意図を深く理解していくにつれて
”不安”のイメージも
膝を抱えてうつむいている10代のイメージから、
まっすぐ立ち、憑き物のとれたようなスッキリとした顔で前をみつめる男性のイメージに変化していったようです。
”不安”との会話を終え、”不安”が持っていた意図である「自分らしくありのままを受け入れて生きる。」を実践するための具体的な行動をクライアントと決めてその日は終了しました。
クライアントがセッションの感想で話してくれたのですが、
”今まで「自分らしくありのままを受け入れて生き」たいと思って試行錯誤してきたけれど、肝心な自分らしさはどれだけ考えてもわからなかった。
でも、今日のセッションで頭ではわからなかったけど、身体の感覚ではっきりと自分らしさを体感できた。”
と教えてくれました。数日が経ってから報告をもらうと、
”まだ不安や怒りを感じることはあるが、それが自分の見方をしてくれていると思うと以前のように落ち込むこともなく、すばやくいい状態に戻れる。何よりも不安や怒りがあっても自分らしくしたいことが選べるようになってきた。”
と教えてくれました。
そして2回目のセッションでは
”怒り”との会話を深めていくと
”怒り”は”不安”を護る必要がなくなったら、
”より良く生きるため、前に進むためのエネルギーとして自分を使ってほしい。”
とAさんに語りかけました。
Aさんはそこで涙ぐみながら
”怒り”に対して「今までありがとう、これからもよろしく。」と伝えました。
Aさんと”不安”と”怒り”の歴史的和解です。
セッションを終えたAさんの顔はとても晴れやかで、むくみが取れてスッキリしたように見えました。
これから先Aさんがどうなっていくかはわかりませんが
今回の歴史的和解がAさんにもたらした価値は文字通りプライスレス!
大変満足して帰られました。
こんな感想をもらえると、この仕事やってて本当に良かったな!と思う訳です。
僕のセッションを受けても、大金持ちにはなれませんがあなたにとってプライスレスな変化は起こります。
人には話せない葛藤やスキルやテクニックや努力では解決できない悩みはビリチェンさんこと横澤しのぶにお任せください。
先ずはここから
Aさん次はこれお勧めです